試験片

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試験片とは、材料の強度や機械性能を調査する材料試験に用いる小片です。テストピースとも呼ばれます。試験片の試験結果が、材料の性能保証や設計開発に影響を及ぼすため、厳しい寸法公差、加工条件が規定されています。

モルファでは破壊試験片、非破壊試験片、試験片用治具など、様々なニーズに対応しています。中小、大手企業、大学機関をはじめ、過去には全国で加工を断られた、NASAの新素材を加工したこともあります。

材料についても、SS材、炭素鋼鋼材、ステンレス鋼、冷間圧延鋼材、インコネル、焼き入れ鋼など様々な素材に対応。また、インゴットから試験片を切り出すことも可能です。

試験片の品目

破壊試験片

試験片に引張や、衝撃、熱などを与えて材料特性を評価する試験片。最小で1.5mmの靱性評価試験片、最大でφ1.5mL2000mm程度のワークに人工欠陥の実績があります。

一般的な試験片業者で断られてしまったレアメタルなどの難削材や、特急で部品から切り出しといった案件も、対応可能です。

非破壊試験片

試験片に、超音波や磁気を与えて、非破壊で試験片の傷を調べる試験片。 モルファではパイプ外径や、内径の加工、溶接部への人工欠陥といった微細な人工欠陥の加工を得意としています。

実績としては、NASAの新素材の試験片加工や、JAXAから3D金属プリンター用の評価試験片の制作があります。幅0.05㎜程度の微細人工欠陥といった難易度の高い加工も必ず実現させます。最大で6mの長さを超える大型試験片の加工も行っております。

試験治具

試験片を適切に評価するためには、しっかりと試験片を固定しなければなりません。試験環境は過酷な環境もあるため、その環境化に対応できる治具の制作が必須になります。モルファでは、引張用チャックや、振動試験用の治具、高温テスト用の治具、高精度治具など様々な環境化で使用される試験治具の製作を行っております。

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試験片のTIPS

  • 試験片の加工で重要視される「精度」。その理由とは?

    試験片とは、材料の性質調査に用いられる片のことです。材料を実際の製品に使用するためには、素材の性能や性質を保証する必要があります。試験片は部品材料の一部を切り取ったもので、材料の性質が製品の基準をクリアしているかどうかを確かめるために行う調査で使用されています。

    製品自体の安全性に直接関わるものであるため、「片」を切り取る部分が細かく決められていたり、加工する際に厳しい規定があったりということも珍しくありません。このように、試験片は製品の品質を守るための重要な試験で使用されることから、より高い加工技術・精度が求められるのです。

  • 金属疲労が起こるメカニズムとは?

    「金属疲労」とは、金属が一定の荷重を繰り返し受けることで起こる現象です。金属疲労は大きな負荷だけでなく小さな負荷でも起こります。たとえひとつひとつの負荷が小さくても、部分的に長期間の負荷が加わることで金属が徐々に疲労し、断裂してしまうのです。

    金属疲労で断裂した金属の断面は貝殻模様(ビーチマーク)という独特な模様が出ます。金属が破壊する主な原因に腐食や金属の強度不足などが挙げられますが、金属疲労は強度不足によって生まれると言われており、製品の安全性を脅かす可能性のある現象です。そのため、金属疲労を起こさないためにも、製造する商品に耐久性の高い金属を使用することや、引張性能評価を行うことは非常に重要です。